2009.06.19(金)
【第24回】
東京も梅雨入りしましたね。ここからしばらくは、北海道は、日本で唯 一のさわやかな場所になりますね。このところ僕は、「手紙」を届ける 郵便配達人として、日本中あちこち行かせてもらってます。この曲の言 葉を聴いて涙を流される方は多いのですが、不思議と、歌い終わると、 さわやかな空気が流れます。梅雨入りした本州を雨に濡れながら北上し て、晴れ渡った北海道の大地にたどり着くように。その理由は様々なの かもしれませんが、この言葉の描く「絆」の向こう側には、いつも「希 望」があるからなんだと思うんです。命というものが永遠であるのなら ば、どんなにつらい老いの現実の途をたどったとしても、最後に待って いるのは、ハッピーエンディングに違いないんです。その100%保証 されたハッピーエンディングを、こ「手紙」の言葉は、押し付けがまし くなく予感させてくれるんです。親と子、愛する者同士の絆は、肉体の 死などものともせずに続いてゆくのだということをね。本当はこれが僕 が一番伝えたいことです。でも、自由に受け取って下さいね。僕は配達 するだけですからね。それではまた。
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